なぜグレン・ミラーオーケストラのパンフレットに寄稿することになったのか

2019年11月18日

絶賛開催中のザ・グレン・ミラーオーケストラジャパンツアー。
驚くことに、会場で販売中のパンフレットに寄稿している。


信じられない

10月、「ザ・グレン・ミラーオーケストラ Japan Tour パンフレットへの寄稿のお願い」

というメールを受信したときには、「えぇぇ〜〜!!!???」と叫んだ。

だってグレン・ミラーだよ。
子どもの頃から知ってる、あのグレン・ミラーだよ。
小学生の頃に「茶色の小瓶」を演奏したよ。
「イン・ザ・ムード」に「ムーンライト・セレナーデ」などなど、知ってる曲だらけのザ・グレン・ミラーオーケストラ。

ピアノ教師だった母親にすぐに電話し、「グレン・ミラーのパンフレットに原稿書くことになった!」と説明すると、やはり「えぇぇぇ〜!!! なんで!?」

と叫んでいた。叫ぶよそりゃ。

寄稿テーマについては、

「基本的にはお任せなのですが、グレン・ミラーの音楽との出会いや思い出や、ご自身の吹奏楽部での経験、お仕事を通して吹奏楽、楽器と関わる中で感じる音楽の楽しさなど、『音楽』や『吹奏楽』に関わるものであればなんでも結構です」

とのこと。
なぜわたしに依頼があったのかというと、2017年のジャパンツアーで、「日本らしい演出を」と、高校野球応援で人気の「アフリカン・シンフォニー」や「エル・クンバンチェロ」をグレン・ミラーオーケストラに演奏してもらったといい(!!)、そのときにわたしの『ブラバン甲子園大研究』をみつけて、「いつか原稿をお願いしたい」と思っていてくださったのだそう。

いやー、本って出すものだなぁ…と感激した。

11/17日の東京特別公演にご招待いただき、生まれて初めての生グレン・ミラー。


Bunkamuraオーチャードホール

北海道芦別市在住時代、子どもの頃からいつもテレビで「ザ・グレン・ミラーオーケストラ ジャパンツアー」というCMを見ていたのだけれど、札幌まで聴きに行けるような環境ではなかったため、今まで一度も観たことはなかった。

初めてのグレン・ミラー、開演前からワクワクし、ずっと背筋を伸ばして1人でニコニコしながら聴いていた。うれしくて楽しくて、音楽って素晴らしいなあ…と改めて思った。

特別公演のスペシャルゲストは、世界的ジャズクラリネット奏者の北村英治氏。90歳でステージに立って楽器を演奏するなんてすごすぎる…! 背筋もシャンとして、もちろん演奏も素晴らしく、「70年代からいつも客席でグレン・ミラーのステージを観ていた。一緒に演奏出来て感激です」とおっしゃっていて、こんな巨匠をも魅了するグレン・ミラーのってすごいと、改めて感じた。

先日の札幌出張時に、母校札幌白石高校吹奏楽部の同期と恩師・米谷久男先生と飲んだのだけれど、そのときに先生にもパンフレットを見せたら「すごいじゃないですか!」と褒められた…!

親にも恩師にも褒められて、なんだか孝行できた感じ。

ツアーは、12/8まで全国で開催中。吹奏楽部の生徒たちや愛好家のみなさんは、ぜひ聴きにいったほうがいいと思う! 旅をするように演奏活動を続けるプレイヤーの姿と素晴らしい演奏に、きっと刺激を受けると思うので。

ザ・グレン・ミラーオーケストラ Japan Tour公式サイト
https://www.glennmillerorchestra-japantour.com/

ジャパンツアー担当のみなさま、身にあまるご依頼をありがとうございました。とてもうれしかったです!


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