あごだしはなぜあごというのか。『だし生活、はじめました。』完成!

2015年10月30日

2014年1月21日、こんなブログを書いている。

だし生活、はじめました。
http://umetsuyukiko.com/log/2364

1年9カ月前か~。
ツイッターでのつぶやきがきっかけでだしの本を書くことになり、ようやく完成。いやぁ、長かった。もう今年も終わる笑。書名は、ブログ記事のタイトルと同じ。


『だし生活、はじめました。』(祥伝社)

いま、わたしの周りには「だし」というキーワードが気になっている人がたくさんいる。取材で出会う女性やママたちにだしの話をふると、とても盛り上がる。

「茅乃舎のだし、おいしいよね」
「自分でだしをとりたいけど、なかなか続かない」
「離乳食はだしを使うよう、母親教室ですごいいわれる」

といった具合だ。

かつて、「だしって面倒。難しい」と思っていたのが信じられないくらい、今は毎日の料理に、気軽にだしをとり入れている。全然難しくない。とっても簡単。ということに気づくまでに1年かかったけど笑。

料理人、昆布屋さん、かつお節屋さん、料理研究家、料理上手な友人などなど、たっくさんの人に取材をし、疑問点をクリアにし、実験を繰り返し、長い期間かけてようやく完成。

たとえば、こんなことを書いています。

・なぜだしをとろうと思ったのか
・「だしをとる」ことの面倒くささ、難しさをどうやって克服したのか
・だしとり道具を買いに合羽橋へ
・昆布を知りに北海道へ
・利き昆布だし実験。素人に昆布の種類の違いがわかるのか
・かつお節もいっぱいあってわからん。値段の差はなんなのか
・コーヒードリッパーでかつおだしをとる
・昆布だしは水に漬けるだけで十分!
・干し椎茸の戻し汁はほんの少量でOK。入れ過ぎるからくどくなる
・コスパ抜群! 水で煮込むだけの鶏ガラスープ
・トマトソースにかつお節をかけるとうま味UPで超絶うまくなる
・分とく山野崎料理長に学ぶおだし料理の方程式
・コンビニおでんのだしは地域でこれだけ違う
・だしに減塩効果がある訳
・だし生活で、暮らし変わりました
・「終電ごはん」がさらに簡単になった
・だしの謎を徹底解明
・だしに関する自由研究

本日から数回にわたって、祥伝社の特設サイト本書の一部を公開しています。

梅津有希子の
だし生活、はじめました。
http://www.shodensha.co.jp/dashiseikatsu/

本は、早い書店では、明日31日頃から並ぶ予定です。遅くても、11月4日頃には全国の書店に並ぶはず。書籍には、雑誌のような明確な「発売日」は存在せず、書店に本が入ったダンボールが届いても、開封するタイミングによって並ぶ日が前後するのです。

「だし」が気になっている皆さま、ぜひご覧くださいませ♪
だしに関する「ちょっとわからないなぁ」という疑問が、きっと解決すると思います!

ちなみにブログタイトルの「あごだしは、なぜあごというのか」。

あご=トビウオのこと。

「あごが落ちるほどおいしい」から、あごって呼ばれるようになったんだって。

小学生のあだ名か笑。

ではでは、ぜひお読みくださいませ~!


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