予防歯科、はじめました。

2017年4月22日

4月18日は「よい歯の日」だったそうな。この記事を見て知った。

シニア世代が失って最もショックだったのは「歯」…その理由に考えさせられる /「化粧にいろいろ手をかけるより、歯に気を使えばよかった」など
http://youpouch.com/2017/04/18/427830/

実は、昨年から「予防歯科」をはじめた。
予防歯科とは、ムシ歯になってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすること。

朝昼晩、食後に必ず歯磨きをしているけれど、それでも数年おきにムシ歯ができる。子どもの頃から。父親に似て歯並びがよくなく、どうしても自分では完璧に磨けないのだ。

歯医者選びも、いつもなんとなく適当に選んでいた。駅前にあって、雰囲気がよさそうなところ。大抵困ったことが起きてから電話するから(銀歯が外れたなど)、行きやすいところ。というか、いま銀歯ってあまり使わないのね…。昭和遺産か。

実家に帰省し、母親と何気ない会話をしていたときのこと。亡くなった父は「最期まで全部の歯が揃っていた。歯並びが悪くて磨き残しがあるから、毎月歯医者に通ってクリーニングをしていたから」と聞き、「そ、そうだったのかー!!!!」と目からウロコだったのだ。

そういえば、父はよく歯医者に行っていた。覚えてる。子どもの頃はなんとも思っておらず、「お父さんはまた歯医者か」くらいの印象しかない。でも、あれはそういうことだったのか…! ルーティーンを大切にし、決まった行動が好きできっちりしてた父らしい。

わたしはおいしいものが大好きで、食べることが大好き。先日仕事で会食した60代後半の男性が、「歯が痛くて柔らかいものしか食べられない」と目の前で豆腐料理を注文しているのを見て、「そうか、歯が悪くなるとこうなるのか…」と思ったことも大きい。

そういえば、亡くなった祖父は総入れ歯で、よく外した入れ歯がテーブルに置いてあったなぁ…。「おせんべいあるよ」といっても「そんなん食えねえ」っていってたっけ。

そんな2つの気づきがあり、最寄駅の歯科で「予防歯科」とサイトに明記してあるところを探してみると、いっぱいある。そうか、今はそういう時代になっていたのか…。

予防歯科を推奨するということは、きっと意識の高い歯医者さんだろうと思い、ピンときた歯科を予約して行ってみた。

先生の説明も、とてもわかりやすかった。
・定期的に診ることで、ムシ歯などのトラブルも小さいうちに発見できる→治療が大変なことにならない
・来るのは4ヶ月おきでいい→それくらいなら通えそう
・1回の会計が3〜4千円程度→それくらいなら無理なく払える

これが、1回1万円もすれば「そりゃ無理だ」となるけれど、この程度の出費で、生涯食べたいものが食べられるのなら費用対効果もいいかなと思って。あと、ムシ歯の治療で痛い思いをするのもイヤだし。

クリーニングが終わったら、4ヶ月後の次の予約を入れる。コーヒーや赤ワインをよく飲むので、着色汚れも気になりがちだったけど、それも防げていい感じ。

予防歯科、もっと広まるといいのになー。と、思ったのであった。


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