自立するのが素晴らしい。「土佐龍」の四万十ひの木まな板

2015年4月30日

ブログでも何度か書いているけれど、エルベ・シャプリエのリュックfogのリネンなど、気に入ったものはずっと使い続けるタイプ。10年選手も少なくない。

最近新しいものに買い替えて、このまな板もそう。
「土佐龍」というブランドの、四万十ひの木まな板。


たしかこれで3代目。

「土佐龍」公式サイト
http://www.tosaryu.com/

こちらでも購入可
http://www.zutto.co.jp/brand/brand_detail/5

昔は特にこだわりもなく、白いプラスチックのまな板を使っていた。洗った後は、乾かしてスタンドに立てかけて保管していたのだけれど、わが家の広くないキッチンではこれがけっこう場所をとり、ジャマだなーと常々感じていた。

ある日雑貨屋さんでこのまな板を見かけて、「おぉ、自立するのか……!」と。


スタンド付き

このスタンドがとてもいい! 「自分の水は自分で切る!」的な。

ヒノキの抗菌・抗カビ・殺菌作用はよく知られているけれど、まな板は本格的すぎて高いイメージがあった。ところがこの土佐龍のまな板は、愛用しているMサイズで1800円。手頃なのがいい。そして軽い! 重たいまな板は洗うのもおっくうになるし、乾きにくい。でもこれは薄くて軽いので、ラクに洗える点もいいところ。

抗菌作用に優れているとはいえ、使い込んでいくうちにどうしても黒ずみは出てくる。数年おきに買い替えて、これで3代目。家庭におけるまな板は一生ものではないと思っているので、この、気軽に買い替えられる値段設定が絶妙だと思うのだ。

封を開けた時のヒノキの香りも素晴らしく、めちゃくちゃリラックス効果がある。すっごく香り高い。刃あたりもやわらかく、もう長いこと使っているので慣れちゃったけど、プラスチックのまな板とはあたりが全然違うし、包丁にもやさしいと思う。

そういえば、この間四万十取材に行った際、川漁師さんが使っていた漁の道具も四万十ヒノキで出来ていたなぁ。四万十の名産でもあり、地元の仕事にもしっかり根ざした素材なんだなと思っていたところ。

いい道具は、使っていても気持ちいい!

毎日使うものこそ妥協することなく、適正価格で、丈夫でストレスなく、気持ちよく使えるものを選びたいと思うのだ。


【お知らせ】
・梅津有希子のTwitterはこちら
・最新情報はこちら

関連する記事

コメントを書き込む

必須入力

必須(公開されません)

任意