なぜ夫婦は似てくるのか

2014年6月19日

本日は9回目の結婚記念日。夜はお寿司を食べに行く。

最近つくづく思うのは、夫婦は似てくるということ。好きな食材やレストランで選ぶメニュー、着るもの、考え方、発言するタイミングなどなど。まさに「似たもの夫婦」ということわざ通り。

「あ、今同じこと言おうと思ってた」
「あ、それ食べたいと思ってた」

ということが日常茶飯事である。居酒屋で最初の1杯めに頼むのは必ず生。イタリアンだったらスパークリング。いつも決まっているので「何飲む?」という迷いがない。同意を取らずにどっちかが頼む。「オーダーするもの3つずつ選ぼう」となると、3つとも同じものを選んだりする。全問正解。

洋服なんて、ほっといたらオールペアルックである。


夫の服


妻の服

このほか、白シャツ、ボタンダウンシャツ、紺ブレ、ダウンベスト、カモフラアイテム、カーゴパンツ、トートバッグなどなど、上げ始めるときりがない。お互い気づかないうちに家を出て、外で待ち合わせすると全身同じだったりするから困ったものだ。違う点をあげるならば、夫がスカートをはかないことくらいである。まぁ、2人ともベーシックな定番が好きってことなんだけど。好きなものが似ているので、バッグやリュックは兼用で使っているものもある。

昔はそんなことはなかった。一緒に買い物に行っても目がいくものも違うし、食べものに関していえば、昔から変わらないのはお互い好き嫌いがないことくらい。行くお店はずいぶん変わった。チェーン店にはほとんど行かなくなった。

なぜいろいろ似てくるのかというと、毎日同じものを食べているからではないかと思っている。主要成分が同じ。あと、仕事が同業だからということもあるのかもしれない。2人とも編集者。

って、どんだけの人が共感してくれるだろうか。

あぁぁ、でも夫が選ぶ服に水玉やチェックやボーダーが増えているのは、夫がわたしに似てきているのだと思う。わたしは昔からこれらが好きだけれど、夫は別にそんなことはなかった。わたしが「これかわいいよ」と何かにつけて水玉ばかり選んでいるうちに、ハンカチやネクタイ、ボウタイはドットが増えた。そして1枚で着たり肩にかけたりと、ボーダー率が高すぎる。

でも、「気がつけば夫婦で統一感のある服装をしている」という人たちは多いと思う。自然とそうなってしまうのだ。

家で食べる肉は豚と鶏。牛は買わない。外では食べるけれど。これはお互いの実家がたまたま豚鶏派だったから。あまり牛を食べる家ではなかった。

スキンケアやボディケア、シャンプーなども同じものを使っているから似てくるんだろうか。犬と飼い主が似てくるように、夫婦もここまで似てくるものなのだろうか。

どなたか研究している人がいたらぜひ教えてください(笑)。

そんなことをぐるぐると考えている、6月19日なのであった。

早く20時になれー。寿司寿司!


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