人生観が変わりそう! 「とうろの宿」・釧路湿原カヌー

2013年7月7日

早めの夏休みを取り、地元北海道を旅してきたよ。
テーマはずばり、「今まで行ったことのないところへ行ってみよう」(笑)。

なんせ広大な北海道。
道産子といえども、行ったことのない町はたっくさんある。

まっ先に思いついたのが、「釧路湿原が見たい」。
小学校の時に社会の授業で釧路湿原だの石狩平野だの、さんざん習ったものの、
湿原がどのようなものなのか、あまり理解できていなかった。
まぁ、「その名の通り湿地帯なんだろう」というくらいの認識。

札幌からレンタカーでぶっ飛ばすこと6時間。
いやー、釧路湿原は遠かった^_^;。


白糠あたり

だんだん車がいなくなってきて、道路には農作業の車のみ。
右も左も牛だらけ。

日もとっぷりと暮れた頃、ようやく目的の宿、「とうろの宿」に到着。

とうろ=塘路。

塘路という地名があることすら知らなかった。
やはり、「ウトロ」とよく間違われるらしい。


かわいい外観。プラネタリウムみたい!

夜ごはんは外で済ませてきていたので、
ロビーでお酒を飲みながら、明日の作戦会議。
早起きして、周囲を散歩することにした。


さっそく子鹿に遭遇

展望台に上り、湿原を眺めてみる。


こ、これが釧路湿原かー!!!

すんごい広大。23区が余裕で入る面積。
日本の湿原の8割が北海道にあって、
6割が釧路湿原なんだそう。

いやー、道産子なのに知らなかった。

早朝散歩を満喫した後は、楽しみにしていた釧路湿原カヌー。
漕ぎ出した瞬間、息をのんだ。

す、すごい……。


ことばが出ない


オーナーのいう、「川を旅する」という表現そのもの

釧路川は、手つかずの自然がそのまま残っている。
人が手を入れた部分がまったくなくて、
ほんとうに、自然のまま。

圧巻だった。

野生動物にもたくさん遭遇。
タンチョウヅル夫婦、鹿ファミリー、カルガモ親子いっぱい。10羽以上。
オシドリ、あとなんだっけ……。いろいろ見た。

タンチョウ、つがいで見るのはこの時期珍しいんだって。
ラッキーだった。日ごろの行いがいいんだな!(・∀・)

ほんと雄大で気持ちよくて、何度も深呼吸した。
深呼吸って、意識しないとなかなかしないんだよね。
東京にいると、深呼吸するの忘れる。
毎日がせわしなすぎて。

1時間ほど経った頃かなぁ…?
「ちょっと休憩しましょうか」とオーナー。


まさかのティータイム!!!

魔法瓶にお茶を用意してくださっていたのだ。

いやー、こんな気持ちのいいところでお茶が飲めるなんて、
めちゃくちゃ感激(:_;)。
最高のティータイムだったなー。

釧路川のカヌー、人生観が変わると思う。
大自然に身を置くたびに、自分のちっぽけさを痛感するのだが、
今回は、今までで最高峰のちっぽけな自分を感じた。
ちっぽけ記録更新である。

ちなみにとうろの宿のオーナーは、レッドウォーリアーズのベーシスト小川清史さん。

どうりでカッコいいと思ったぜ!
そして、話がめっちゃくちゃおもしろかった!


奥さまが撮ってくれた記念の1枚

釧路湿原カヌー、ほんとうに素晴らしかった。
まったくの初心者でももちろん無問題で、
「漕ぎたい時に漕いでちょうだい」という程度のゆるさ。

ちなみに、犬も乗れるよ。
うちのチワワは、野生動物に吠えかかる可能性大だったので遠慮したけれど。

道東の旅、すごーくいいです! これぞ、「ザ・北海道」。
自信を持っておすすめ!

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