「エゾアムプリン」の衝撃
2013年7月14日
6月末、北海道富良野市にある、念願のエゾアムプリン製造所に行ってきたよ。
もともと東京の国立界隈で移動販売をしていた「アムプリン」が
2006年に富良野に引っ越し、「エゾアムプリン」へと改名。
昔、高山なおみさんのエッセイかなにかで
アムプリンの存在を知り、HPを見てめちゃくちゃ衝撃を受けた。
HPだけど、手描き。
しかも、たしかチラシの裏に描いていて、
表の文字が透けて見えるという……(笑)。
しかも、アムさんの文章力と表現力がこれまた見事で、
毎度の更新をとても楽しみにしていた。
私が生まれ育ったのは北海道の芦別市というところで、
隣町の富良野にはしょっちゅう行っていたこともあり、とても身近な町。
いつかエゾアムプリン製造所に行ってみたいと思っていたのだ。
早めに取った夏休みでトマムに泊まっていて、
朝、犬の散歩をしながら
「そういえばここからエゾアムプリンはそう遠くないな」と、
ダメもとで電話をかけてみた。
人気のプリンで、予約でいっぱいなことは知っていたので、ほんとダメもと。
すると、なんと「ちょうど1個キャンセル出たのでありますよ」とな……ッ!!!!!
「これから行きますー!」と、レンタカーの軽をぶっ飛ばして
平沢へと向かったのであった。
「北の国から」でおなじみの、麓郷方面。
もうずーっとこんな風景。
のどか~……。
「ほんとに道合ってるんだろうか……」と、だんだん不安になってきた頃、
看板が現れる。
よかった、合ってた。
道なりに車を走らせていると……。
こ、これかー!!!!!!!!!
みのむしをイメージしたという、手作りのプリン小屋
作れるのは、1日18個だそう。
ここでコツコツと作っているんだなぁ……。
原材料は、「たまご・生乳・生クリーム・てんさい糖・わき水」。
無添加・無着色。
どんだけ大きいかというと、こんだけ大きい。
テーブルにあったバナナと並べてみた。
かなりしっかりとした硬さで、包丁を入れるとこんな感じ。
チーズケーキみたいだね。
二層式なのだ!
すごーく濃くて、どこか懐かしい味。
めっちゃうめー………(T_T)(T_T)(T_T)。
日が経つにつれて生地が締まって、より濃厚になっていくんだそう。
熟成プリンって、新しいなぁ……。
カラメルソースをプリンに混ぜ込んで焼いているので、
どこを食べても味が均一。薄いところがないというか。
すべて地元の材料で作るプリンって、とっても素敵。
「100%北海道」って、いい響きだな。
南富良野・落合の「Farm&Cafeベリーズ」でも
エゾアムプリンが食べられるそう。
富良野やトマム方面にドライブに行った際、寄ってみるのもいいかもね!
食べ終わった器は、オーブン料理に使ったり、直火でごはんも炊けるんだって。
近々、これでグラタン作ろうっと。
肉じゃが盛りつけても、絶対サマになるだろうな。
すごい人気だから、なかなか買えないけれど、
また食べたいと思わせるプリン。
とっても心に残るプリン。
作り手の顔が見えるプリンって、ありそうでないかも。
また買いに行きたい!!
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