自立するのがいい! 土佐龍「四万十ひのきまな板」
2016年10月25日
2年に1枚のペースで、まな板を買い換えている。
というと、びっくりされる。
「そんな頻繁に換えるの?」
と。
正直、わたしにもまな板を換えるペースの正解はわからない。
が、数年前にNHKの何かの番組で、まな板の雑菌がものすごいスピードで繁殖する、スーパーなんちゃらカメラの映像をたまたま見てしまい、司会者の方が「この雑菌を死滅させるには熱湯消毒しかない」みたいなことをいっていた。
3食家で作って食べることの多い自分は、そこから朝昼晩1日3回熱湯消毒をするようになった。
夫のいうことは聞かないが、NHKのいうことは聞くのだ。
自分の1日3食+夫の終電ごはんを作った後にもまな板を熱湯消毒すると、1日4回。
「そんなに何回も熱湯消毒するのやだ! まな板使わないレシピが知りたい!」と誕生したのが、料理本の『終電ごはん』。
あの恐ろしい雑菌繁殖映像を見ていなければ、『終電ごはん』は生まれていなかったと断言できる。
人生、何がきっかけになるかわからんもんですよほんと。
あの番組で、「まな板は半年ごとに取り換えましょう」といっていて、「そんな頻繁に換えるなんて無理だよ!」と思い、何となく2年ペースで取り換えている。愛用しているまな板は1800円くらいと高すぎず、気軽に取り換えられるところが気に入って、もう何枚もリピートしている。
土佐龍の「四万十ひのきまな板」
http://www.manaitaya.com
スタンド付きで、自立するところが何といってもポイント。
水気を切るのにとても便利だし、別にスタンドを用意する必要もなし。
正方形のを使っていたこともあるけれど、やっぱり長方形が使いやすいかな。
キッチン用品や器に力を入れている雑貨屋さんに置いてあることが多い模様。
公式サイトやAmazonなどでも買えます。
封を開けて数日間、ひのきのいい香りが漂うところもお気に入り。
まあ、「何十年も同じまな板を使い続けて死んだ」という話も聞かないし、実家の母や祖母が頻繁にまな板を換えていたわけでもないけれど、このくらいの金額でいつでも気持ち良く使えるのであれば、このペースで買い換えてもいいのかな、と納得している。
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