資料と本の処分術

2012年1月4日

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!
大晦日、仕事部屋の大掃除をしていた際、
「紙資料全捨て! ポーイ」
などとツイッターでゆるゆると中継しながら
バンバン処分しまくっていたところ、
思いのほか反響が。
「潔くて気持ちいいです!」
「いつか使うと思うと、捨てられない」
「うらやましい。常に資料や本で埋もれています」
などなど。
ライターという仕事柄、
資料やゲラ、本などは
常にたまる一方で、減ることはまずない。
特に、毎月雑誌の仕事をしているため、
「最新号が出るまでは、何かあった時のために
資料やゲラを取っておかないと」
と、取っておくうちにあっというまに年末に、
というのが毎年のパターンだ。
毎月処分するのが理想だけど、
現実にはそんな余裕はない。
そこで、今回の大処分市では、
以下の考え方のもとで、ばんばん処分した。
●いつか使うかもしれない資料本
→すべて処分。使う時がきたらまた同じものを買えばいい。
まぁ、その「いつか」は来ないことのほうが多いねぇ。
もしくは、わたしが定期的に担当することの多い
「整理術」「妊娠・出産特集」などは、
常に毎年最新情報を網羅した新刊や
新しい著者の本が出ているので、
古い本を取っておいても意味はない。
雑誌の特集は、その時の「旬な人」に
仕事を依頼するものなので、
いつまでも取っておく必要はないのだ。
●何かのためにとっておいたパンフレットやチラシ
→「何かのため」はまず来ないので全捨て。
本と同じで、「いつか」や「何かのため」は
わたしの場合、めったに来ない。
こういう薄い紙資料は、
わかりやすく整理して取っておくのも一苦労。
かといって、スキャンしてデータ化するほどマメじゃない。
わたしが手がけるジャンル
(美容・ヘルス、ペット、料理)のものなどは、
紙資料を取っておかなくてもキーワードで検索すれば
企業のリリース(PDF)や主催団体の情報など、
大抵オフィシャルの情報がヒットする。
資料を捨てようか迷うほどの内容だったら、
断片的にでもキーワードを覚えているはず。
キーワードすら忘れてしまうものだったら、
それまでのものなんじゃないかなぁ。
そこそこの記憶力と検索力があれば、
大抵の情報は探し出せるはず、
というのがわたしの持論です。
それでも情報がみつけられない場合は、
「それまでのご縁だったのね」
「企画にするほどのものじゃなかったのね」
とすっぱりあきらめる。
●雑誌
→自分が担当したものは、1年分は取っておく。
これも毎月たまる一方なので、取っておくのは
1年分12冊のみ。
数誌で仕事をしているとそれだけでもかなりの量になるので、
その辺は、スパッと潔く。
●企業のロゴ入りのクリアファイル
→全捨て。
プレスリリースと一緒によく送られてくるけれど、
普通のクリアファイルですらたまる一方なので、
企業ロゴ入りのファイルまでは出番が追いつかない。
ごめんなさいね、と思いつつ処分します。
広い家じゃないもので、仕事部屋といっても
ウォーターサーバーの水だのコートだのバッグだの、
玄関に置ききれないブーツだの、
仕事以外のものもいろいろ置いてある訳ですよ。
少しでも快適に仕事をするためにも、
捨てるのに迷っているヒマなどないのだ!
黄色い花お知らせ黄色い花
●梅津有希子のTwitterはこちら

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