またね、てっち。
2011年12月19日
12月17日、愛犬てっちが亡くなった。
12才と2週間の生涯だった。
前日まで元気だったんだけどね。
ごはんもよく食べていたし。
17日朝4時ごろ、様子がおかしくて起きて、
夜間救急病院に連れて行った。
一旦落ち着いて、朝イチでいつものかかりつけ医に移動。
検査結果や状況を説明し、
主治医に託して帰宅した。
容態が急変したのは夜。
夫と駆けつけ、先生と3人で、てっちの最期を看取った。
もっと生きてほしかったよ。
年だから、あちこちガタがきてはいたけれど、
「もっとこうしていればよかった」
と後悔はしたくなかったから、
「あれ?」と思うことがあったら
すぐに動物病院に連れて行くようにしていた。
遺伝の病気がそれなりにあったものの、
1キロという小さな体で、
がんばれるところまでがんばってくれたと思う。
これが、てっちの寿命だったんだろうな。
よくがんばった。
でも、毎日めそめそしているよ。
仕方ないよねぇ…。
ペットと暮らしていると、
誰もが通る道だから。
ひとり暮らしをしていた25歳の頃、
2歳のてっちを譲り受けた。
ブリーダーが面倒見切れなくなったチワワ。
いわゆる、保護犬だ。
北海道に帰省する時も、
いつも飛行機で一緒に帰った。
湘南ボーイのてっちは、
雪の上を歩けず、スコップで移動
初夏の大通公園。若いなー
近所のカフェにて
これもカフェ。京都かな
子どもの頃から、実家でずっと犬を飼っていたけれど、
「自分の犬」として飼うのは、てっちが初めてだった。
徹夜続きの編プロ勤務時代は、長時間の留守番がかわいそうで、
自転車で一緒に出勤したことも多々あった。
フリーランスになってからは、毎日家で一緒に仕事ができて、
つくづく「フリーっていいもんだなぁ」と思ったよ。
結婚式は、犬OKの北海道のオーベルジュで挙げた。
てっちはもちろん、実家や祖父母の犬5頭全員出席。
編集者からのリクエストで、
いくつかの編集部に連れて行ったこともあったなー。
昨日お別れして、
今日からてっちのいない生活。
朝晩のごはん支度や、
薬をくだいてサツマイモと混ぜておだんご作ったり、
目薬さしたり、トイレの片づけがないと、ヒマなもんだね(´Д`)。
いろんなことを思いだして泣きながらも、
少しずつ前に進んでいくだろう。
ペットロスに関する取材もしたことがあるから、
理屈ではわかっているつもりだけれど、
まー、寂しいわ。
今作っている本が、ブサかわねこと看板猫でよかったよ。
楽しかった撮影を思い出したり、
かわいい写真を見ながら原稿書いてるだけで救われる。
仕事しながら癒されるって、幸せなことだね。
てっちには、ただただ「ありがとう」という言葉しかない。
うちに来てくれて、ほんとうにありがとう。
とても楽しい10年間だったよ。
またね、てっち。
また逢おうね。
10件のコメント
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ありがとう、っていう言葉しかないですよね。
すみません、つい感情移入して泣いてしまった…私も犬と猫の最期を看取り、今もまたワンコと一緒にいるので、ついつい…
でもそんな風に思ってもらえて、きっとてっちもすごく幸せな最期だったんじゃないかなと思います。愛情いっぱい、そして、たくさん一緒にいてくれたご主人さまにありがとうって言ってくれてる気がします。
私もワンコや猫ちゃんとお別れした時は、しばらく寂しく、何を見ても泣いてしまう日々でしたが、だんだんと時が思い出に変えてくれますからね?
てっちの御冥福を、お祈りしてます。
by smile37 on 2011年12月19日 at 3:02 PM. #
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>smile37さん
ありがとうございます。
ペットとの別れは、何度経験しても
慣れるものではありませんよね。
でも、またいつかきっと
犬と暮らす日がくると思います。
かわいいsmileちゃんの写真に癒されました♪
by 梅津有希子 on 2011年12月19日 at 3:21 PM. #
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パピコの母です。
一昨日の夜Twitterで知って、本当に驚いていたよ。
うめちゃんの気持ちを考えると、すぐにメールもできず…
こうやってblogで経過と写真をアップしてくれて、ありがとう。
小さな体で、いっぱいがんばったんだね。
パピと自由が丘でお散歩してくれたこと。いい思い出だよ。
悲しみや寂しさ、絆が強い分だけ大きいと思うけど、今は気持ちに逆らわずたくさん泣いてね。
心からてっちのご冥福をお祈りします。
by oyatsu☆ on 2011年12月19日 at 8:54 PM. #
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>oyatsu☆さん
ありがとう。
仕事が落ち着いたタイミングだったから、
何をしても、何も見ても思い出しちゃうね。
でも、てっちもこの、
仕事が落ち着くタイミングを
待っていたのかも。
私の仕事のジャマをしないようにって、
週末までがんばったんだと思うんだよね。
動物って、そういうところあるよね。
パピコとビスコが、
健康でずっと長生きしますように^ ^
by 梅津有希子 on 2011年12月20日 at 8:17 AM. #
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私が飼っているのは猫なのですが、2匹ともすでに16歳を向かえ、一匹は粗相をするようになりもう一匹は糖尿を患いました。
まだ、元気ですが最後を考えいるようになり、考えるたびに胸が締め付けられます。
人間よりどうしたって先に逝くのは分かっていてもつらいですね。
気丈に受け入れようとなさっている梅津さんの姿勢にそのときの気持ちのありようを教えていただけた気がします。
また、愛情たっぷりに接せられた様子も伺え、そうして天寿をまっとうできたてっちちゃんのどんなに幸せな人生だったろうと思ったとき、我が家の猫たちにも同じように感じて余生を過ごしてもらえるようにしたいと改めて思いました。
どうぞ、しばらくはお辛いでしょうけどお体に気をつけてお過ごしください。
ご冥福をお祈りします。
by 柏のベーグル工房“ぱんごはん” on 2011年12月20日 at 11:04 AM. #
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>柏のベーグル工房“ぱんごはん”さん
2匹揃って16歳とは素晴らしいですね。
今回は急なことだったのでショックも大きかったですけど、
常に「後悔しないように」と思いながら生活してきました。
予想よりもはるかに早いお別れでしたけど、
獣医さんからも
「私から見ても、飼い主として
出来る限りのことをされていたと思います」
と言ってもらえて救われました。
とはいえ、
「もっとかまってあげればよかった」
「もっといろんなところに
連れて行ってあげればnよかった」
など、考え出すときりがないですけどね。
今は毎日、楽しかった頃の思い出を振り返りながら、
少しずつ前に進んでいる感じです^ ^
by 梅津有希子 on 2011年12月21日 at 11:35 AM. #
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表情豊かでかわいいワンちゃんだったんですね!
愛らしい(^^)
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
by いく on 2011年12月22日 at 9:58 PM. #
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>いくさん
ありがとうございます^ ^。
そうそう、とても表情豊かな犬でした!
毎日楽しませてくれましたよ~。
by 梅津有希子 on 2011年12月23日 at 7:08 PM. #
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久し振りにお邪魔したら何とてっち君が天に召された事を知りました。
動物をなくした悲しさは、経験しないとなかなか解らない。
うちの子はパリから両親のプレゼントするために連れてきました。
犬嫌いだった母がアット言う間にわん命人間に変身したのには驚きました。
家の子は19歳でその母に抱かれている時に眠るように息を引き取りました。
やっと今涙無しで、家の子の話が出来るようになり、今は沢山の楽しかった思い出を皆で話して過ごせます。でもなんだか、上から見ている気がするんですよね。
by マカロン on 2011年12月23日 at 10:35 PM. #
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>マカロンさん
19歳は長生きでしたね…!
ほんとうに、犬や猫は、
数えきれないほどの思い出をくれますね。
何にも代えがたい宝物です^ ^
by 梅津有希子 on 2011年12月24日 at 3:34 PM. #