読まれるプレスリリースとは? 広報向けクローズドセミナー開催

2013年5月21日

本日は、某企業にて、広報向けのセミナーでお話ししてきた。
以前開催した講座「これからの発信の仕方」に参加してくださった方から、
「セミナーの内容をぜひ広報に聞かせたい」という依頼をいただいたのがきっかけ。

「これからの発信の仕方」は、特に広報向けの内容ではなかったのだけれど、
情報収集・発信の仕方がめまぐるしく変わりつつある今、
「広報担当者にとっても有意義な内容だったので」ということだった。

せっかくなので、より広報に特化した内容にブラッシュアップ。
編集・ライターという仕事柄、
さまざまな企業やブランドの広報(プレス)の方と交流があるので、
日頃感じていることや、現場で起きていることを中心に、
自分の経験と実例を織り交ぜながら、お話しさせていただいた。

たとえば、こんな内容。

●メールのプレスリリースはアリか
●リリースに添えると効果的な一文とは
●リリースを送るベストなタイミング
●編集者に電話しても、なかなかつかまらない理由
●バックナンバーを見て特集を研究しよう
●メディアで商品が取り上げられるリリースとは
●プレスイベントを開催するメリット
●効果的なキャラバンとは
●テレビ局への対応の仕方
●注目されるリリースとは
●開封されずに捨てられるリリースの例
●テレビに取り上げてもらいやすい売り込み方法
●プロのジャーナリストよりもブロガーが注目されている理由
●webメディアはネームバリューは関係ない

などなど。

広報向けのセミナーはいろいろあるけれど、
今日のような雑誌・web・テレビを横断した内容は、
無所属のフリーランスである自分だから話せる内容だったと思う。

プレスリリースのアイデアなどを提案すると、
「さっそく実行します!」などと言っていただけて、
ここ数日の間、いろいろ考えてみてよかったなぁと。

帰宅後、とてもうれしいお礼メールを頂戴した。
一部を抜粋してご紹介させていただきます。

「皆、大変刺激を受けて、とても勉強になりました、と
帰途に着きました。
ひとつひとつのお話が、新しい発見でもあり、
『こういう風に発想を広げていくものなんだ!』と
学ばせていただきました。
(頭がやわらかくなった気がします!)」

喜んでいただけたようで、何よりです(・∀・)。

2時間しゃべっているうちに、
「自分の中では当たり前だったことが、こんなに響くのか!」
と、自分でもたくさんの発見があり、勉強になった。

誰かに喜んでもらえるって、なんとやりがいのあることか。

最近よく思うのが、

「自分の中ではごく当たり前と思っていたことでも、
知らない人はたくさんいるし、
知りたいと思っている人もたくさんいる」

ということ。

たとえば、

「出版業界の常識が、一般では全然常識じゃないことも多い」

とかね。

あー! 充実した1日であった!

楽しかった!

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