7月25日（水）発売の松尾たいこさんの新刊、
『わたしがみつけたもの　伊勢神宮125社をまわって』。<a

いやー、目からウロコというか、びっくりした。

伊勢神宮125社をすべてまわって、
たいこさんが感じたままに、イラストにして、
ご自身の文章とともに紹介する、という1冊。

わたしはパワースポットとかさほど興味がなくて、
「近くに行ったら寄ってみるか」という程度。

たいこさんが、まえがきに

「スピリチュアルなものが好きなわけでも
霊感があるわけでもない。
ただ気持ちのいい空間（神社）が好き」

と書いていたけれど、わたしもまったく同じ。

5日で125社をまわったというのもびっくりだし、
それをこれだけ描きわけているのが驚きで。

しかし、この色使い!!!

内宮（皇大神宮）

そ、空がピンク…!!

饗土橋姫神社

何が水玉に見えたのだろう？

四至神

うわぁ～…。キレイだ…。

たいこさんの色使いは、ほんとうに独特で
絵を見るたびにいつも驚かされる。

なんていうか、
「すーーーっごいな!!!」と打ちのめされるというか。

「たいこさんの目には、
どうしてこんな風に見えたんだろう」

と思うとほんとうに不思議で、
自だったらどう見えるのか、
思わず同じ場所に立ってみたくなる。

文章も、たいこさんのブログと同じような感じだから、
とても親しみやすく、伊勢神宮のことがよくわかる。

「なるほどなぁ」と思ったのが
「お祓いの時の服装を注意された」というくだり。

事前に編集者の方から
「ジーンズとブーツはダメ」
と聞いていたそうなんだけど、

バレンシアガの白黒柄ワンピ
ジミーチュウのスタッズ付きフラットシューズ
黒のニットジャケット

が、ちょっとおしゃれすぎて、
危うくお祓いダメになりかけたそう。

こんなこと、細かく教えてくれる伊勢神宮ガイドはないよなぁ。
「白黒なら大丈夫でしょ」って思いがちだし。

あと、

「石段ひとつひとつの縦幅がとても細くて、
23センチの私の足でもはみ出る」

とか、ものすごく細かくて具体的。

このように、「へぇぇ～」と思う箇所がいくつもあった。

珍しい線画もいっぱい。
かわいい♪（・∀・）♪

とにかく、イラストがふんだんで、
125社参拝MAPも付いていて、とても贅沢な1冊。

これまでのどの伊勢神宮ガイドとも違うこの本。
美しいイラストを見ているだけでも癒されるよ！

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