2019WASBE世界吹奏楽大会in東京開催返上について思うこと
2017年12月16日
2019年に開催予定の、WASBE世界吹奏楽大会in東京。
半年ほど前に、事務局より公式サポーター就任の依頼があり、引き受けていた。
わたし自身を開催をとても楽しみにしていたのだけれど、残念なことに、先日開催返上が発表された。
「諸般の事由」かあ……。
吹奏楽大国である日本が開催できないというのは、何なのだろう。
本大会では、「東京国際吹奏楽コンクール」も開催予定だった。
正直、「またコンクールか」と思った。
ほんと日本はコンクール好きだな、と。
実は、ダメ元で事務局に「野球応援やりませんか?」と提案していた。
こういう大きなイベントなどでお声がかかる吹奏楽団体は、大抵有名強豪校の吹奏楽部。
野球応援という切り口だったら、少人数で活動している吹奏楽部でも応援に特徴があれば推薦できるし、いろいろな学校にスポットを当てることができるのではないかと思ったのだ。
吹奏楽部の野球応援は、日本が誇る文化だし、来日する各国の吹奏楽団体も、熱い野球応援演奏やパフォーマンスを見たら驚くのではないかと。
提案してみないことには誰も思いつかないだろうし、言うだけ言ってみようかと思って。
「なんだか進捗が何もないけれど、どうなっているんだろう」と思っていたら、大会中止のお知らせが届いてがっくり……。
代わりにどこの国になるんだろう。
前からずっと行ってみたかった、日本における吹奏楽発祥の地。
何かのついでに行くような立地でもないので、ちょこっと時間ができたタイミングでえいやっと行ってきた。
吹奏楽発祥の理由はこちら
http://myokohji.jp/brass.html
ごくごく普通のお寺に石碑が建っているだけなんだけど、
「ああ、わたしの好きな吹奏楽は、ここから始まったのだなあ……」
と、とても感慨深く、胸がいっぱいになった。
WASBEの日本開催返上は残念だけど、いろいろと考えるきっかけになった。
日本の代わりに開催国となる国は、準備など、相当大変だろうということは想像に難くない。
どうか、無事に開催されますように。
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