誰もが編集長になれる! ~セルフメディアの時代~

2011年10月10日

話題のブログ記事、
『個人のコンテンツ化』がすさまじい勢いで加速する
とても共感する内容だった。
以下、ブログからの引用。
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とにかくソーシャルメディアが素晴らしい!
Twitter、facebookは素晴らしい!
実名にすることで成功する!
アイコンはドヤ顔の実写にするとなんと仕事がバンバン増える!
アフィリエイトもブログからソーシャルメディアにするべきだ!
もはやブログは過去のもので、ソーシャルメディアで商売繁盛!
ブログは広まるのに時間がかかるが
facebookのフィードは素晴らしすぎる!
な ん だ そ れ は。
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うん。
な ん だ そ れ は(笑)。
個人的には、自分のように
フリーランスで働くライターとしては、
実名・顔写真でのメリットはとても大きい。
でも、たしかに誰もがそういう訳ではないだろうね。
かつて愛犬の写真をアイコンにしていたんだけど、
実写にしてからは、私の場合確実に仕事が増えている。
もっとも、アイコンだけで仕事の依頼が来る訳じゃないから、
いろいろなことが重なった結果、
ありがたいことに仕事につながったのだと思っています。
自由大学でセルフメディア学(満員御礼・次回は未定)
の授業を行う
コミュニケーションデザイナーの安藤美冬さんとも、
最近よくセルフメディアについての話をするんだけど、
ソーシャルメディア×ブログの組み合わせじゃないと、
自己発信は確固たるものにはならないと思う。
ブログを書いたYamadaさんも言っているとおり、
自分の作ったコンテンツ(ブログなど)や、
ニュースの感想などの自分の視点を
広められるのがソーシャルメディアのとても優れているところ。
私のブログでいうと、
書いただけで終わって、更新したことを知らせなければ
せいぜい数十人にしか読まれないんじゃないかなあ。
お気に入りに追加してくれている人や、
読者になってくれている人くらい。
ツイッターやG+、フェイスブックでお知らせするから、
毎回数百人の人が読んでくれるのだと思う。
これが、ツイッターでインフルエンサーの方
(佐々木俊尚さんや勝間和代さん)に
ブログ記事を紹介していただくと、
この数百レベルのPVが、一気に1万近くになってめちゃビビる。
でも、誰にでもその可能性はあるということ。
最近感じているのは、
近頃「編集長」と名乗る人がやたらと増えているという点。
「え、なんの編集長?」と思ったら、
「自分のブログの編集長」なんだとか。
私は雑誌畑の人間なもので、

「バカヤロー! 編集長ってのはなぁ、
選ばれた人間しか
なれないものなんだよ!!」

などと説教のひとつでもしたくなるんだけど(笑)、
いや、待てよと。
わざわざ名乗りはしないけれど、
私だって自分のブログの編集長というか、責任者だ。
だからこそ、うかつな発言はしないように気をつけている。
雑誌や新聞の編集長が
どれだけすごい立場かってことをわかっているので、
恐れ多くて編集長とはとても言えないw。
でも、誰もが“編集長”という気持ちで自己発信をしていれば、
炎上するような発言は控えるだろうし、
(炎上マーケティングってのもあるけどさ)
ネット上でも、責任を持った
立ち居振る舞いをすると思うのだ。
私も、ブログでは
ラーメンだの発酵食だの好きなこと書いてるけれど(笑)、
内容や言葉選びには気をつけつつも、
自分の発信したいことだけを書いている。
(だから、『ブログで紹介してほしい』
と言われた商品も、本当に気に入らないと絶対書かない)
ライターである自分にとって、
発信することは日常的、というか仕事なんだけれど、
そういう職業に就いていなくても自己発信できるのが
ブログであり、ソーシャルメディアなんだなあと、
最近つくづく思う。
たとえ雑誌のライターとはいえ、
女性誌で「子どもがまだ食ってる途中でしょうがラーメン」
紹介できることはまずない(笑)。
いくら自分のiPhoneケースが気に入っているとはいえ、
雑誌だと、スマホケース特集でも担当しない限り、
「これかわいいから誌面に載せましょうよ~」と、
推薦することもできない。
そういう、ニッチなネタを記事にできるということが、
私の場合はとても楽しいし、
読んでくださった方から反応があると、大層うれしい。
つまり、何が言いたいのかというと、
誰でも、自分の好きなものや気になること、
ニュースの感想などなど、
「セルフメディアの編集長となって
自己発信し続けることが、
結果的にセルフブランディングにつながる」
ということです。
顔や名前を出す・出さないは人それぞれ。
イラストのアイコンだっていいし、
ペンネームだっていい。
その際は、印象に残るアイコンやペンネームだと
よりいいと思います。
「人のコンテンツ化」、本当にそうだなあ。
Yamadaさんのブログホームページを作る人のネタ帳
おもしろいなー。文章とても読みやすいし。
これからもチェックしようっと!
黄色い花お知らせ黄色い花
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2件のコメント

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記事でしたw
思わず、FBから引き込まれて全文読んでしまいましたよ :)
プロフィール写真がどや顔に見えてしまうのは僕だけでしょうか?と、ちょっと失礼な突っ込みを入れさせてもらいながら、とっても面白い内容の文でした。
有難うございます。

by しもたく on 2011年10月10日 at 2:20 PM. 返信 #

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>しもたくさん
ありがとうございます♪
どや顔、あたりまえじゃないですか(笑)!
というか、「奇跡の1枚」に見えるよう、
いろいろと工夫しながら
夫に50枚以上撮らせましたw。
メディア側の立場からいうと、
ブログやSNSのアイコン写真は、
はっきりと顔の見える写真じゃないと
目にとまりません。
その人の職種にもよりますが、
ライバルの多い職業の人だと、
プロフィール写真に
スナップ写真を載せていたり、
「自分で適当に撮った写真」は
すぐにわかるので、
そういう人に仕事を頼むことは少ないです。
これは、私が雑誌の特集で
何人もの監修者を探してきたことから
気がついたことです。
という訳で、顔写真を出してるフリーランサーは
「どや顔」のほうが何かとイイですよ(笑)!
よろしければ、参考までに
以下の記事を読んでみてくださいね。
「SNS用プロフィール写真の撮り方」
http://ameblo.jp/y-umetsu/entry-10981099330.html
「プロフィール写真は
「モナ・リザ」の美人角で!」
http://ameblo.jp/y-umetsu/entry-10981386653.html#main

by 梅津有希子 on 2011年10月10日 at 3:04 PM. 返信 #

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