こんな本だよ! 『塾ごはん』(著/上島亜紀)【前編】

2013年3月27日

3月28日(木)発売の梅津企画レシピ本第2弾、
『終電ごはん』の次は『塾ごはん』です!


『塾ごはん』(幻冬舎)
著・上島亜紀

「塾ごはん」とは、塾通いをしている子どものごはん全般のこと。
塾弁だけではありません。

本書を企画したきっかけは、
塾通いを子を持つおかあさん達の会話で、
ごはんについての悩みが多かったこと。

塾へ行く前の慌ただしい中で食べさせるごはん、
子どもに持たせるお弁当、
帰宅後のごはんなどなど。

塾ママさんたちに聞き込みを重ね、
悩みをヒアリングし、章立てを考えました。

著者の上島亜紀さんは、
高校生の息子さんを持つ料理家/食育アドバイザー。
かれこれ8年以上、塾ごはんを作り続けています。

学校から帰ってきて、バタバタとした中でごはんを食べさせて
子どもを塾に送り出す。
勉強をがんばるわが子におかあさんに唯一出来ることは、
おいしいごはんを作ってあげることくらいではないでしょうか。

塾ママさんたちの日々の悩みをヒントに、
上島さんが普段から作っているメニューと、
子どもの健康管理法を1冊にまとめました。

「悩めるお母さんたちのヒントになれば」
という想いで作ったのが、『塾ごはん』です。

第1章 「塾前ごはん」

おにぎり、サンドウィッチ、一皿ごはんなど、
塾の前に食べさせる軽食のバリエーションを多数紹介しています。


お弁当用のミニおかずを利用した
「ハンバーグとハムのWホットドッグ」


残りもののチンジャオロースをリメイク!
「チンジャオロースの中華風パニーニ」

中だるみしがちな水・木曜には、甘いものを投入。
おうちでカフェ気分が楽しめて、気分もリフレッシュ!


「リッチショコラフレンチトースト」

第2章 「塾弁」

塾ママさんたちの話を聞いていると
「塾の休憩時間が、意外と短い」という声が目立ちました。

本書で紹介する塾弁は、
「どんぶり弁当」と「スープ弁当」の2種類のみです。

どんぶり弁当なら、休憩時間が短くても
パパッと食べられます。


「野菜たっぷりドライカレー丼」

こう見えて、野菜たっぷり。
細かく刻んで食べやすくしてあげるところに
お母さんの愛情を感じます。

「スープ弁当」は、
「温かいものを食べさせたい!」という親心から。


「あさりのクラムチャウダー」

最近は、保温できるスープジャーが豊富に出ているので、
熱々のスープとパン、おにぎりなどを持たせてあげましょう。
温かいスープは、きっと心もあたためてくれると思います。

第3章 「ただいまごはん」

夜遅くに「おなかすいたー!」と、
塾から帰ってくる子どものために、
胃にやさしくてもたれないごはんを。


「トマトとチーズのおじや」

雑炊やうどんなど、
消化に良くて食べやすいごはんが中心です。
あんでとろみをつけてあげると、
疲れた子どもも喉ごしよく食べられます。

子どもも疲れているけれど、
お母さんだって疲れることも当然あります。

そんな日は、市販のお茶漬けのもとを使って、
ポジティブに手抜きしちゃいましょう。

お茶漬けは、だしを用意するのが意外と面倒。

なので、だしは「お茶漬けのもと」にやってもらうことにして(笑)、
野菜と具材をちょい足しする
「ベジ茶漬け」のバリエーションを紹介。


「キャベツとコーンのハム茶漬け」

これなら胃にやさしくて野菜もとれて◎。

続いて後編です。

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