6月8日（水）、TBSラジオ「ジェーン・スーの生活は踊る」にゲスト出演してきました。
ゲストコーナー「スーさん、コレいいよ」で、簡単にだしが取れる知恵」をご紹介。

小倉弘子アナウンサー、スーさん、わたくし

これまでも、『だし生活、はじめました。』を読んでくれたというメディア関係者からちょこちょこと出演依頼があり、
テレビ、雑誌など、いろいろなところでだし愛好家としてお話ししてきたけれど、今回は初めての試みを行った。

「昆布だしで作るチキンラーメン」と、「コーヒードリッパーでとるかつおだし」の実演。

昆布だしは、前日に仕込んで持参。絶対「おいしい！」って言ってもらいたかったので、いい真昆布を贅沢に使ってだしをとりましたとも。

普通のお湯で作ったチキンラーメンと、昆布だしで作ったチキンラーメンを食べ比べ。
お二人から、「ぜんっゼん違う〜〜！！！」といううれしい反応をいただき、びっくりするくらいズルズルと食べ続けてた笑。
いやー、よかったよかった。

チキンラーメンの鶏ガラスープはイノシン酸。昆布のグルタミン酸と合わせると、「うまみの相乗効果」でもっとおいしくなるのだ。

と話をしたら、OAを聴いた『高校野球を100倍楽しむ　ブラバン甲子園大研究』（文藝春秋）の担当編集者が爆笑してて、「一体何者かと思いました」とメールが来た。

「だし愛好家」ですよ！笑
そっちでは「高校野球ブラバン応援研究家」と名乗ってますが、だし愛好家でもあるんですよ！

「うまみの相乗効果」とは、うまみとうまみを掛け合わせることで、うまみが2倍ではなく、7〜8倍にアップするというもの。
つまり、チキンラーメンだろうが他のカップラーメンだろうが、科学的にも間違いなくおいしくなるのだ。

ドリッパーのかつおだしも、目の前でコーヒーを淹れるようにだしをとる。
わずか1分であっという間にだしがとれて、お二人ともびっくりしている様子。そして、さっそく試飲もしていただいたところ、「おいしい〜！」と、これまたうれしい感想が。

持参したかつお節は、にんべんのフレッシュパック。あの、小分けになってておひたしや冷奴なんかにかける使い切りタイプのやつね。
スーさんが「え、これだし用じゃないでしょ⁉︎」って言ってたけど、だいじょうぶ。これでもちゃんとだしが出るのだ。
1回使い切りだから、オフィスでだしとるときなんかでも使いやすいかなーと思って。
1パック（4.5g）をコーヒードリッパーにセットしたフィルターにバサッと入れて、お湯150ccを注ぐだけ。

このだしに、ほんのちょこっとお醤油やお塩を入れるだけで、とってもおいしいスープになる。そのまま飲んでも十分おいしいけど、もっとおいしくなる。

小分けのかつお節、実はいろんなグラムがあるので、そこだけご注意を。スーパーでよく見ると、2gや3gなんかもあったりするので。

なんだか部室や給湯室でおしゃべりしているみたいで、すごい楽しかった。

そして、「だしって難しくないんだ」「こんなに簡単で、こんなにおいしいんだ」ってことを伝えるのって楽しいなあと改めて思った。

ポッドキャストでも聴けますよ〜♪

ポッドキャスト
http://www.tbsradio.jp/42578

放送後記
http://www.tbsradio.jp/42613

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