本日公開!「青空エール」撮影秘話

2016年8月20日

映画「青空エール」、いよいよ本日公開です!
1年以上前から準備を進め、監督やプロデューサー、脚本家さん、美術さんたちと、いろいろな吹奏楽部やコンクール、球場など、あちこちに取材に行った日々が懐かしい…。


4月15日、クランクイン

河原和音先生の漫画が原作で、母校、札幌白石高校がモデルの作品。自分が吹奏楽部に所属していたご縁から、原作の漫画と映画の両方で監修を務めることになった。2008年から「別冊マーガレット」で連載が始まり、私が携わるようになったのが2011年頃から。5年間、どっぷり作品作りに関わり、ずっと青春時代を追体験しているような、不思議な感じだった。

映画では吹奏楽部の監修を担当。まずは吹奏楽部役の俳優さんやエキストラさんたちに、「吹奏楽の強豪校」の雰囲気を説明し、理解してもらうことからスタート。


「全国を目指すということとは」

的な話をしているところ。「常に小走り」「サボっている人間は一人もいない」「1年360日練習」「1日休むと取り戻すのに3日かかる」など。スタッフに「梅津さん怖い」と言われたけど仕方ない。全国出てくる学校で、ゆるくのんびりやっている部なんてないのが現実。腹をくくって実体験を話した。

驚いたのが、部室や音楽室の再現性。もう、白石高校そのものなのだ。美術さんや装飾さんの仕事を始めて目の当たりにしたのだけれど、いやー、すごい! こんな細部まで徹底的に作りこむのか……と、ほんとうにびっくりした。あまりの細かさに、いちいち声をあげて驚いていた。美術の花谷秀文さんは、「海難1890」で第39回日本アカデミー賞最優秀賞を受賞された方。わたしのあまりの驚きぶりや反応を見て、「想像通りのリアクションです」と笑ってたなぁ……笑。

たとえば、部室。練習室1。通称「練1」。


こちらがセット


これが本物

もう、そのまんま。だるまも実際にいっぱいある。

ちらっとしか映らなかったり、まったく映らない部分も、とにかく細かい。


山田と城戸は試合なので公欠


土屋太鳳ちゃん演じる、小野つばさの靴箱。
迷わずスムーズに靴をしまえるよう、中に名前が貼ってある


これまったく映ってないけど、札幌白石高校を上空から映した写真。
に、「白翔高校」の校名を合成


つばさが入部後に手にするトランペット。
リアルさを出すため、白石高校の30年くらい前の備品をお借りした


全国大会のトロフィーも忠実に再現


これ一番ウケた笑 教室に貼ってあるバスの時刻表。
地下鉄白石駅から白石高校行きの、本物の時刻表


定演のポスター。「アメリカン・シンフォニー」に
一人ニヤついていた笑。正しくは「アフリカン・シンフォニー」


全国大会のパネル。これもリアルさを出すため、
すべて白石高校からお借りした


音楽室のCD・DVDコーナー。ほんとうに細かい!


この写真は、現役顧問の鈴木恭輔先生と、現役部員たち。
こういう細かなものまでお借りしたのだ


一心不乱の旗も、実際にあるものを忠実に再現。
色味まで本物そっくり


定期演奏会シーンで、記念撮影

吹奏楽部のシーンも、実際に吹奏楽経験者が見て「こんなのありえないよ〜」と思われないよう、かつ、吹奏楽未経験者が見ても意味がわかるよう、バランスをとりながら監修するのがけっこう大変だったけど、リアルな描写ができていると思います。


高3の時の自分と同期たち

この赤ブレも、映画の衣装でリアルに再現。

すでに何度も見ているけれど、見るたびにボロ泣きしてしまう。
現役の中高生はもちろんのこと、大人の人にもとても響く作品です。ひたむきで一生懸命な高校生たちの姿に、きっとエールをもらえると思います。

たくさんの方に見ていただけますように。

「青空エール」、よろしくお願いいたします!


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