今日で、フリーランスになって丸7年。
2005年2月末に会社を辞めて独立して、
あっという間に7年経っちゃった感じ。
いまフリーランスだのノマドだのって
ずいぶんと盛り上がってるみたいだけど、
私がフリーになったときは、特に何も考えていなかったよ。
まーノマドって言葉もなかったし。
ちょうど結婚が決まったということもあるけれど、
所属していた編集プロダクションも
なんだか先行き不安な感じだし、
そもそも給料激安で徹夜続きで、
ストレスで眠れなかったり、腕とか震え始めて体壊しそうで、
「こりゃここにいる意味ないんじゃないか」
と、あっさり辞めることにしたのだ。
（その後編プロはやはり倒産）
ほんとは版元も経験してみたかったんだけど、
高卒の自分は、ほとんどの場合、
まず、中途採用試験を受ける資格がない。
編プロで犬の専門誌作ってたから、
出版業界に知り合いもほとんどおらず。
あ、犬関係の知り合いはいっぱいいたけどねw
というわけで、フリーになった。
今ネットで議論されているように
「フリーランスで腕1本で食ってくぜ！！」
「ノマドワーキングに憧れます！！」
とか、まったくそんなんじゃない。
流れに任せてたらフリーになってたわという感じ。
7年の間に、世の中はいろいろ変わったね。
自分の考え方も、変わった。
最初は「パート代稼げればいいかな～」
くらいにしか思ってなかったんだけど、
同業の夫が所属していた雑誌が立て続けに休刊したり、
派遣切りだの大手企業の倒産だの、
暗いニュースが世間をにぎわせ、
「会社員もフリーも安定はない。
もっと本腰入れて働かねば！」
と、考えるようになったのだ。
目の前の仕事に真面目に取り組むうちに、
徐々に仕事の幅が広がっていった。
6年目で初めて本を出すことができて、
7年目の今年も数冊出すことが決まっている。
ほんとうに、ありがたいことです。
でも、これも、キツかった編プロ時代の経験と
その後、最初から順調ではなかった
フリーランス経験があるからだと思うのだ。
1年目って、ほんとヒマだったもんな～！
仕事少なくてヒマすぎて、
工場でチェーン店のカフェのミルクレープとか作ってたよw
中国の人に「ソコチガウヨー！！」とか怒鳴られながら。
あと、自然食品のお店のパートに受かって
週4くらいで働こうと決めた途端に、
新しいレギュラー仕事が決まったりとか。
まぁ、紆余曲折ありましたよ。
勉強でも仕事でもそうだと思うけれど、
まずは目の前のことを一生懸命やって初めて、
道は開けるんじゃないかと思うのだ。
なので、これからも目の前のことに
コツコツ真面目に、真摯に取り組もう。
●締め切りを守る
●「連絡が取れない」状態を作らない
●相手の気持ちを考えて行動する
いくらソーシャルメディアが普及しようと、
棚ぼたみたいなショートカットなんてない。
人脈は飛躍的に広がったとは思うけどね。
ただただ、地道に経験を積み重ねるのみ。
好きな言葉は、「前倒し」と「優良進行」w
そして「努力」「根性」「一心不乱」。
すんませんねぇ。スポ根の吹奏楽部出身なもんで（・∀・）。
泥臭いのが好きなので、
これからも変わらず、このスタイルで！
毎日楽しく、たまにはおいしいもの食べて、
笑って過ごせるよう、これからもがんばろー！
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