甲子園・習志野高校のブラバン応援がすごすぎる理由
2011年8月14日
今年の甲子園、千葉県代表の習志野高校吹奏楽部の応援が
「うますぎる」と、かなり話題になっている。
そりゃそうです。
習志野高校は、全日本吹奏楽コンクール金賞の超常連校。
1981年に全国大会初出場以降、
2010年までず~~っと出続けています。
(5金翌年招待演奏含む)
あまりにも強すぎて、3年連続出場すると
翌年は出場休止というルール(3出制度)があるため、
この年に当たった3年生はほんとかわいそう(:_;)。
と、思わず『全日本吹奏楽連盟70年史』を
引っ張り出して調べてしまった。
実は私も中高全国大会レベルの強豪校出身の
熱血吹奏楽少女だったため、
吹奏楽ネタにはかなり食いつく。
私がいた札幌白石高校は、高校3年間
北海道代表として、東関東代表の習志野とともに出場。
そしても3年間とも、両校ともに金賞を受賞。
だから、習志野がこの時期に甲子園で吹きまくっているって、
どんなに大変なことかがよくわかる。
何がすごいって、全部員198人で吹いていること。
この時期は、大事なコンクールと重なり
生徒も顧問の先生も、とても大切な時期。
普通の学校は、自由曲と課題曲の2曲だけを、
朝から晩までひたすら延々と練習しているのに、
習志野は、この2曲に加えて野球の応援曲の練習もある。
吹奏楽の強豪校だと、コンクールの練習に集中するため
1年だけで吹いたり、コンクールメンバー以外の部員が
駆けつける学校も多い中で、全部員で全力で応援するという。
ほんとうに、素晴らしい。
青春だなぁ~…。
このポッドキャストの「気の弱いピッチャーをビビらせる」
が最高におもしろいので、ぜひ聴いてみて!
20分あたりから、習志野の超ぶっ飛んだエピソードが始まります。
打つ時はバッターに向けて吹いて選手を鼓舞させ、
相手がマウンドで相談中は、
マウンドに向けて大音量で吹きまくってビビらせる。
あんな迫力で吹かれたら、
そりゃビビると思うよー^_^;。
198人で吹くものだから、あまりにも音量が大きすぎて
近隣から「うるさい」と言われることもあるそう。
でも、顧問の石津谷先生は「最高の褒め言葉」と開き直る(笑)。
安住アナの話がまた上手で、
情景を想像してめっちゃ笑ってしまった。
習志野の応援テーマは「美爆音」(いいね!)なんだって。
さぞ美しいハーモニーの大爆音なんだろうなぁ。
一度甲子園で、生で見てみたい! 聴いてみたい!
このインタビューもおもしろいよ。
あ、今調べたら、今年習志野は3出制度で
吹奏楽コンクール出場休止の年だったのか。
ならばますます、気兼ねなく応援に打ち込んでほしいです。
16日の3回戦も楽しみ。
がんばれー!!
いつか吹奏楽の本書きたいから、
その時は野球部応援のことを取材させてもらいたいな!
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