親孝行帰省

2011年1月24日

母の還暦祝いで、金曜から実家の札幌へ。
食事会は土曜日だったんだけれど、
よかれと思って予定を必死でやりくりして前乗りしたにも関わらず、
「あ、パークゴルフ行ってるからいないよ」と…orz。
という訳で母不在の実家へ帰り、とりあえず犬にあいさつ。
仕事終わらなくて持ち帰ってたから、
近所のカフェで3時間仕事。
帰ってきた母とスーパーへ鍋の買い出しに行って
晩ごはんのお手伝い。
いつもなら、「お母さんごはんなにー」とか
「コーヒー淹れてー」とか、実家に帰ってもなーんにもしなかった。
でも、今回は「徹底的に親孝行する」って決めてたから、
かなりがんばった。
まさに、みうらじゅんさんの『親孝行プレイ』の世界。
朝は早く起きて朝食の準備。弟夫婦の分ももちろん作りましたよ。
プレゼント何にしようかなーと迷ってたんだけど、
「一緒に買い物行くのもいいのでは?」と知人のアドバイスを受け、
面倒くさがる母を無理やり街まで連れ出した。
本当は、シャネルのカウンターでフルメイクしてもらって、
一式全部買ってあげようと考えてた。
でも、「ゴルフ売り場見たい」って言われたから、
大丸札幌の6Fへ。
パーリーゲイツ見てたら、気になるレインウェアがある模様。
還暦でパーリーゲイツってどうなのよ?
って突っ込みはナシ。
ピンクのレインウェア、「お母さん着てみなよー」とおだてて
上下試着。
「うわー、軽い! 生地が全然違う」
ってすごい興奮してて、
店員さんも
「すごい撥水効果のDiAPLEXで、カートに座っても染みませんよ」
とか言うもんだから、正直相当予算オーバーだったんだけど
「お母さん似合うよ! それプレゼントする」
と言ってみた。
でも、当然
「こんな高いのダメダメ! いらないよ!」
と。
でも、わたし的には、東京に住んでてしょっちゅう帰れる訳でもないし、
お父さん亡くなってからもふさぎこまずに積極的に外に出て
健康的にパークゴルフしてくれてるだけでも本当にありがたいと思った。
元気に楽しく過ごしてくれているだけでありがたい。
だから、高機能のウェアで雨の日も快適にプレイしてくれるといいなぁ、
と思ったんだ。
ピンクだからちょい派手だけど、
「派手でしょ? 娘の還暦祝いなの~」
って言って場が盛り上がればいいじゃん。
素材がいいから長く着られるしね。
費用対効果を考えると、むしろ安いくらいだと思った。
プレゼント買った後は、ハンパに時間があまってたので
姉おすすめのステラプレイスの展望室へ。
これが予想以上に素晴らしくて!
うめブロ
札幌ってきれいだなぁ。ていうかiPhoneの写真ってきれいだなぁ。
お母さんもすっごい喜んでた。
「いやー、すごいね。うちどのへんかな」って。
とにかく、徹底的にホストになろうって思った。
お母さんにとことん喜んでもらいたくて。
展望室の入場料とか、気づかれないうちに払ったり。
なんか、男になった気分…(-_-;)。
デートってこんな感じなんだろーか。
18時からの食事会は、
北海道を代表するフードライターさんおすすめの和食店
「うさぎや」で。
うめブロ
前菜からデザートまで、ほんっとうに素晴らしかった!!
還暦祝いと伝えていたので、
料理や器など、思いつく限りの「赤」をあしらってもらった。
雰囲気もとても素敵で、お母さんも感激してた。
そもそも「ススキノ界隈で飲むって」経験自体も母は初めてだし、
今までお祝い事はフレンチが多かったから、
和食のお店に行くことも実は少なくて。
半年前に父が亡くなって、
普通ならもぬけの殻状態で、
「家から出たくない」って奥さんも少なくないと思うんだ。
実際、「未亡人の会」みたいな誘いが3回も来てるらしく。
たぶん新聞のお悔やみ欄見て連絡してくるんだろうね。
北海道は一般の人もみんなお悔やみ欄に載るから。住所も。
夫を亡くした奥さん同士が
思い出話をしながら元気を取り戻す、って会らしいんだけど、
母は「いやだよそんなの。めんどくさい」って(笑)。
頼もしいなって思った。
いや、毎日仏壇に向かって話しかけてるんだよ。
お父さんのことはとっても想っているの。
でも、「そんな会行ってどーすんのさ」って。
お母さんスゴイ。心から尊敬する。
いつまでも元気でいてほしいから、
次は人間ドックに連れてく!

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