『終電ごはん』が「料理レシピ本大賞」にエントリーされました

2014年6月12日

本日公開された、第1回「料理レシピ本大賞」の全エントリー作品。同賞は今年創設されたもので、これまでに文芸の「本屋大賞」や漫画の賞などはいろいろあるのだけれど、料理など、いわゆる実用書にはこのようなイベントはなかった。


料理レシピ本大賞公式サイトより

「料理レシピ本大賞」公式サイト
http://recipe-bon.jp/

拙著『終電ごはん』も幻冬舎代表の3冊のうちの1冊としてエントリーされたのだけれど、顔ぶれを見て、開いた口がふさがらない(ポカーン……)

栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』、『丸の内タニタ食堂』、『おつまみ横丁』などなど、大ベストセラー本がこぞってエントリー……!!! うひゃー、倒れそう……(パタリ)。今回は1回目ということで、これまでに発売されたすべてのレシピ本がエントリー対象となる。通常「○○大賞」は、「1年以内に刊行された作品」という制限があることがほとんど。過去の本をエントリーできるのは今回だけなのだ。


『終電ごはん』はエントリーNo167!


2年前の6月に発売されました


オードリー若林&酒井若菜主演でドラマ化もされました(DVD好評発売中♪)

わが家の実話から生まれたこの本も、おかげさまでロングセラーとなりほんとうにうれしいです。お買い上げくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます……!!!m(_ _)m。ツイッターで「本日の終電ごはん」と夜な夜な夫の晩ごはんメニューをつぶやいていたのが、この本が誕生したきっかけ。料理家の高谷亜由さんに、「疲れてヨレヨレでも、これならなんとか作れる……!」という、とことん現実的なレシピを考えていただきました。上がってきたレシピに、「肉団子なんて夜中に無理です…!!」とエビに変更してもらったり、「豆腐のディップ、泡立て器でなめらかにする気力なんてありません…。フォークで混ぜちゃダメですか?」「フォークだとダマが残ってなめらかにならないと思います」「ダマダマでいいんです! 泡立て器と言われた瞬間ハードルを高く感じてしまいます!」などといったやりとりを重ねて完成したレシピの数々。作り始めたのは2012年の1月。懐かしいなぁ…….。o○

そして発売から2年経った今も、わが家は相変わらず終電ごはんの日々である。昨晩は豚バラキャベツの屋台風焼きそば。新システムとしておにぎりも冷凍して常備するようにして、「冷凍おにぎり+具だくさんみそ汁」というラクチンメニューを投入するなど、着々とバージョンアップしている。

「『終電ごはん』、応援してね!」と訴えたところで、審査するのは選考委員の方々なので、とりあえずは念を送ることにしよう。念念念……!!!!!!(メラメラメラ)

こういうコンテスト的なものに参加することって、大人になるとめったにない。吹奏楽コンクールに娘が出場する母親の心境ってこんな感じなんだろうか(違)。

と思ったら、10年くらい前に某エッセイコンテストに応募したことを思い出した。そしてまさかの大賞を取ったのであった。その時の賞金で大きな冷蔵庫を買い、いま、終電ごはん用の食材をせっせと冷凍保存している。

「忙しい人こそ、冷凍庫に食材を!」
http://umetsuyukiko.com/log/2697

楽しそうなイベントに参加出来て、わくわくするな~。がんばれ『終電ごはん』!

みなさまもぜひ、一緒に念を送ってくださいませ(笑)。

念念念!!!!!!!!


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