『青空エール』三木孝浩監督とトークイベントのお知らせ
2022年9月13日
退院して1ヶ月ちょっと。
すっかり元気になり、久々にイベントに登壇します!
9/17(土)、18日(日)に渋谷ユーロライブで開催される、芸能プロダクション・スターダストに属する映画監督のマネジメントレーベル【STARDUST DIRECTORS】による「STARDUST DIRECTORS film fes. 2022」。
若手監督を発掘する目的で、一般から短編作品を募集するショートフィルムコンペティション。
所属監督の作品も上映するというイベントで、三木孝浩監督の『青空エール』の上映に伴い、監督と吹奏楽監修を担当したわたしがトークショーをするというもの。
『青空エール』は、集英社の『別冊マーガレット』で2008年から連載が始まった、河原和音先生による作品。
甲子園を目指す高校球児と、普門館(かつて吹奏楽コンクールの全国大会が開催されていた、通称”吹奏楽の甲子園)”を目指す、吹奏楽部女子の青春物語で、わたしが青春のすべてを費やした、母校・札幌白石高校吹奏楽部と野球部がモデルとなっている。
この漫画のことを知ったのは、吹奏楽部OBの会報誌『Allegro』で、「白石がモデルの漫画がスタートします」と書かれていたのを見たのが一番最初。
もともと漫画を読む習慣がなかったので、「へぇ〜。漫画のモデルになるんだ〜」くらいに思ったことを覚えている。
連載が始まってから3年経った2011年のこと。「ちょっと読んでみようかな」と手に取った同作品を見て、あまりのリアルさに驚いたと同時に、「何か役に立てることはないかな」と、別冊マーガレット編集部に売り込みに行ったのが、関わるようになったきっかけ。
ちょうどその後、この年の全日本吹奏楽コンクールに母校の出場が決まり、「一緒に取材に行きませんか?」とお声がけした。
全国大会の取材なんて、めったにできるものではないし、漫画用の資料もほとんどないので、実際に見ておいたほうがよいのでは、と思ったからだ。
それも、たまたま自分が編集者・ライターとして出版業界で働いていたことと、モデルとなった吹奏楽部に所属していたので、「あの緊張感は近くで体験しないと、読者にも伝わらないのでは」と思ったのだ。
結果的に、全国大会の取材アテンドををしたことがきっかけで、その後も監修として携わることに。
2016年の映画化が決まったときも、東宝から「吹奏楽の監修をしてほしい」と依頼があり、喜んでお引き受けしたという経緯がある。
映画の公開から6年後、このような形でまた『青空エール』の舞台に立てる日が来るとはなあ……と、とても感慨深い。
現在、『アキラとあきら』が大ヒット上映中の三木監督。
先日、テレビの情報番組で、主演の1人である竹内涼真くんと三木監督の舞台挨拶の様子を放送していて、「高校球児役だった竹内くんが、立派なバンカーになって……」と、しみじみと感じていたところだった。
当日のトークセッションでは、映画の裏話満載でお送りします!
映画ファンのみなさん、スクリーンで見逃した方、ぜひご来場お待ちしています♪
チケットなど、詳細はこちら。
「STARDUST DIRECTORS film fes. 2022」公式サイト
http://www.stardust-directors.jp/sdff2022
—
【お知らせ】
・梅津有希子のTwitterはこちら
・梅津有希子のinstagramはこちら
コメントを書き込む