『ミセス・シンデレラ』は日本版『ハウスワイフ2.0』!?
2014年9月3日
好評発売中の新刊『ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方』(幻冬舎)にも登場する、扶桑社元ESSE編集長・現第四編集局長の小林孝延さんが、ブログで「『ミセス・シンデレラ』は日本版ハウスワイフ2.0」と紹介してくださいました…!
『ハウスワイフ2.0』、『ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方』
「SNSで夢を叶えた主婦たちがしていたこととは?」
http://ameblo.jp/takanobu-
kobayashi/entry-11918395702.html
『ハウス・ワイフ2.0』(エミリー・マッチャー/文藝春秋)
昨年、アメリカで出版されたハウスワイフ2.0 (エミリー・マッチャ―・著)という本が日本でも翻訳出版され話題になりました。そこには弁護士や投資銀行勤務という華やかなキャリアを捨てて専業主婦のプロとしてブログなどを通じて情報を発信、それが出版につながり、ドリームを叶えた人たちの物語が描かれていました。
そしてつい先日、幻冬舎から出版された ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方( 梅津有希子・著)はまさに日本版のハウスワイフ2.0であり、より具体的なノウハウに特化した非常にわかりやすい実用書になっています。(中略)
著者の梅津さん自身がSNSを上手に利用して仕事につなげる名手というのもこの本のノウハウが信頼できる証拠。
ベストセラーとなった終電ごはん もツイッターを通じて発信したものを出版社が拾って形になったものですし、今年の夏の甲子園取材をブラスバンドという側面から取材することになったのもツイッターを見つけた朝日新聞からの依頼ということで、論より証拠なのです。
ちょうど『ミセス・シンデレラ』を執筆中に『ハウスワイフ2.0』が発売され、すぐに購入して読みました。この本がアメリカで売れていることは、日本版が出るまでまったく知りませんでしたが、「アメリカも日本も、同じ流れが来ているのだな」と驚きました。いえ、驚いたというよりは、これだけ誰でも自由に発信できる時代なので、必然的な流れなのだなと。
未読の方は、日経新聞の『ハウスワイフ2.0』著者・エミリー・マッチャーさんのインタビューがわかりやすいです。
新しい主婦「ハウスワイフ2.0」という生き方 著者、エミリー・マッチャーさんに聞く
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2701G_U4A300C1000000/
――IT(情報技術)の知識がないとハウスワイフ2.0にはなれないのか。
「そういう側面は多少あるかもしれない。著書『ハウスワイフ2.0』を書く際、約200人の女性を取材した。彼女らの大半は大学卒で、全員がネットを使いこなす。伝統的な専業主婦とはまったく違う新しいタイプの主婦で、革命的な主婦のあり方だといえる。伝統的な専業主婦は社会の中で孤立していることが多かった。家事の経験やノウハウがあっても、それを他の人とシェアすることも難しかった」
『ハウスワイフ2.0』は、高学歴な女性たちがどんどん専業主婦になり、ネットを使いこなして本を出したりネットショップでハンドメイド作品を売ったりする、新しい形の専業主婦が急増している、というもの。ネットを使いこなすという意味では、『ミセス・シンデレラ』はまさに日本版といった感じですが、『ミセス・シンデレラ』が『ハウスワイフ2.0』と決定的に違うところは、まったくもって学歴不問というところ(笑)。エミリー・マッチャーが取材した女性の多くが大学卒とのことだけれど、『ミセス・シンデレラ』の場合、著者のわたし自体が高卒就職組。その後、複数の職を経て独立し、ブログやSNSを駆使して人脈や仕事の幅を広げ、現在に至るという経緯がある。
話せば長くなるので割愛するけれど、中高時代部活(吹奏楽部)ばっかりやっていて、ただひたすら全国大会で金賞を取ることだけを目標にやってきた自分には、まず「いい大学に入りたい」という発想が微塵もなかった(笑)。あ、母校の名誉のためにいっておくと、当時は中の上くらいのランクで、就職する生徒はほんの数人。わたしは数少ない就職組で、「ヤマハで管楽器売る人になりたい! 早く社会に出て自立したい!」という想いがめちゃくちゃ強く、第一志望のヤマハに入社したのだ。
編集者を目指して上京してから、「出版社に入るには、いい大学を出ていないとダメだったのか……!」と知ることになるのだけれど(遅すぎる・笑)、発信力を身につければ、学歴に関係なくやりたいことが出来るんだなと、今身を持って実感しているのです。そもそも、部活に明け暮れていた10代の頃は、編集者やライターという職業すら知らんかった(笑)。
なので、『ミセス・シンデレラ』は、学歴はまったく関係ない。誰にでもチャンスがある。ハウスワイフ2.0ほどハードル高くないです(笑)。
無料で使える発信ツールが山ほどある今だからこそ、上手に活用しない手はない! という本です。自分と同じフリーランサーや、企業のPR担当者からも、おかげさまでご好評いただいております。
「自分のフィルターを通してものごとを伝えたい」と思っている人や、書くこと・表現することが好きな人など、「発信」という2文字が気になっている人でしたら、男女問わずどなたにでもお役に立てることと思います♪
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